福岡市西区糸島市で肩こり・腰痛・骨盤矯正・股関節痛・スポーツ障害でお困りのあなたへ 整体・カイロプラクティック・歪み矯正なら 糸島整体院こもれび

リンパの役割

リンパの役割

リンパの役割とは?

こんにちは、糸島整体院こもれびの脇山です。
今回は、『リンパ』とはどういうものなのかについてまとめました。
みなさん、リンパという言葉は聞いたことがあると思います。
そのリンパとは一体どんな役割を果たしているのでしょうか?

リンパの役割は2つあります。
①『免疫機能』
リンパには、細菌から体を守り病気にならないようにする働きがあります。
リンパ節は全身に800ヶ所以上もあり、生体のろ過装置としてのフィルターの役割を果たしていて、老廃物や細菌が全身に回って病気にならないようにしています。
また、リンパ球は一度かかった病気を記憶し、病原菌が再度侵入しても対抗できる抗体により体を守ってくれています。
ウイルスに感染してリンパ節が腫れるのは、リンパ節で免疫システムがウイルスや細菌と戦って生体防衛をしてくれているのです。

②『排泄機能』
栄養と酸素を動脈が全身に運び、燃焼した後の老廃物は静脈が回収し、心臓に戻ってきます。
しかし、静脈に入りきれなかった老廃物はリンパ管が回収し、リンパ液となります。
つまりリンパは、静脈で回収しきれなかった老廃物を回収するシステムと言えます。
その先は鎖骨下静脈でリンパ管と合流し、心臓、腎臓、膀胱を経て体外に老廃物を排出します。

次にリンパと血液の性質や役割の違いについてお話しします。
簡単にまとめますと、、、
⭐︎血液は循環し、リンパは一方通行
→リンパは心臓に向かって一方通行です。血液のように心臓を起点にして循環するのではなく、手先の毛細リンパ管が始点となり、どんどん合流を重ねて、リンパ本幹に流れた後に静脈に入り、最終的に心臓に戻ります。

⭐︎血液のポンプは心臓、リンパのポンプは筋肉
→血液は心臓というポンプ機能があるおかげで血管を流れているのに対し、リンパは心臓に代わる強力なポンプ機能を持ちません。
そこで筋肉を動かすことで、リンパ管のポンプ機能の役割を担ってます

⭐︎血液のろ過は腎臓、リンパのろ過はリンパ節
→血液中の老廃物は腎臓でろ過されるのに対し、リンパ液中の老廃物はリンパ節

つまりリンパは全身を巡って細菌やウイルスから私たちの身体を守ってくれています。
そして、体内の老廃物はリンパ液としてリンパ管を通り、リンパ節でろ過され、残った栄養素は心臓へ戻すという素晴らしい役割を持ってます。
しかし、リンパ液は血液と違って心臓のような強力なポンプ機能がないため、流れはゆっくりです。
そのため、リンパの流れを促すためには筋活動が必要となります。
運動不足やストレスで筋肉の収縮がないと、リンパ液の流れが滞ってしまい、『むくみ』が出るのです。

なんとなくリンパのことがわかりましたか?
体内には血液の線路(動脈と静脈)とリンパ液の線路(リンパ管)が存在します。
血液もリンパ液も主成分はほとんど同じです。
静脈で回収しきれない老廃物を、リンパ液として回収して体外に排出しています。
しかし、大きく違うのは、リンパ液にはリンパ球という免疫細胞が存在してます。
この免疫細胞(ヘルパーT細胞、キラーT細胞など)が病原体を徹底的に倒しにかかります。
いわゆる病原体を倒すプロ集団です。しかも、一度感染した病原体の情報を記憶する特殊機能があるため、再度侵入した病原体にも即座に対応して倒してくれます。
このことを獲得免疫と言います。
つまり、リンパの流れが悪いと免疫力が低下して病気になりやすくなるので、リンパの流れを促すためにも、適度な運動習慣を身に付けましょう。

コメント


認証コード3727

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by Quick Homepage Maker 5.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional