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リンパについて②

リンパについて②

リンパについて②

リンパ組織
リンパとは、全身に網目のように張り巡らされているもので、免疫機能に関わるほか、細胞から出た老廃物を運ぶ排水溝のような役割を果たしています。
リンパ液が流れているリンパ管は、静脈に沿うようにして全身に張り巡らされています。
リンパは身体に欠かせない『浄化システム』と身体を守る『免疫システム』を持っています。

リンパ液
リンパ液とは、簡単にいうと、細胞と細胞の間にある余分な水分や老廃物など体内で不要になったものを回収して流すといった下水道のようなものです。
リンパ液は、全身に張り巡らされたリンパ管の中を流れ、老廃物などを運び、リンパ節でろ過されます。
リンパ液の色は透明の淡黄色で、多数のリンパ球を含んでいます。

【リンパ液によって運ばれるもの】
・死んだ細胞
・タンパク質
・糖質
・脂肪
・乳酸
・ウイルス
・細菌
・老廃物
・化学物質
※毛細血管では回収しきれない老廃物を運ぶ
※毛細血管よりも透過性が高いため、大きな分子や粒子、細菌を運ぶことができる。

②リンパ球
リンパ球は、白血球の一種で、血管内とリンパ管内に存在します。
リンパ球は、リンパ節に集中している白血球の一種で、抗体を産生し、対外から進入した病原体(異物)を攻撃して処理します。

③リンパ管
リンパ管は、リンパ液の通る管で、静脈に非常に似た構造で、ところどころに逆流を防ぐ弁があります。
※ちなみに動脈には弁はありません。

④リンパ節
リンパ節は、一般的にリンパ腺と呼ばれる。
リンパ節は、リンパ液中の異物に対して免疫反応が行われる、いわば戦場です。
リンパ節でリンパ液をきれいにする浄化作用が行われています。
病気になったとき、リンパ腺が腫れたり発赤するのは、そこで細菌やウイルス、異物と戦いが行われている証拠です。

⭐︎ 重大な7つのリンパ節
リンパマッサージで大切なのは『どこに向かってリンパを流すか』ということです。
その目印になるのが、リンパ節です。
リンパ節は全身に800箇所以上ありますが、特に重要といわれるリンパ節をご紹介します。

1、耳下腺リンパ節
→この部分のリンパ節は外耳炎、ニキビ、アトピー性皮膚炎などで顔に炎症がある場合によく腫れる。
2、頸部リンパ節
→頭や首からのリンパが流れ込む場所。
ここの流れが滞ると顔のたるみやシワ、二重アゴになりやすくなる。
3、鎖骨リンパ節
→体内の流れたリンパが最後に流れ込む場所で別名『体のゴミ捨て場』とも言われる重要な場所。
ほとんどのリンパはここで静脈に合流して排出される。
常に刺激して、リンパを流したい場所です。
4、腋窩リンパ節
→痛みを感じるようであれば、腕からのリンパの流れも滞っている証拠。
腋窩から胸にかけて触れる習慣がかなり大事!
それにより乳がんなどの早期発見に繋がります。
また、喉や肺に近いので、外部からウイルスが体内に入った時に真っ先に免疫機能が働き腫れやすい場所です。
5、腹部リンパ節
→ここの流れが滞ると、内臓の不調や便秘の原因になったり、お腹周りが太くなりやすいです。
6、鼠径リンパ節
→下半身のリンパ液が流れ込む大きなリンパ節。
聞き馴染みのあるリンパ節だと思います。
ここが滞ると、下半身が太くなり、お尻のたるみや、むくみ、脂肪の蓄積、冷えの原因となります。
7、膝窩リンパ節
→膝の裏にあるリンパ節で、ここの流れが滞ると、膝痛やふくらはぎ、足首の痛みなどの症状が出てきます。

身体の構造や機能または特徴を知り、理解を深めることで、今あなたが抱えてる症状の改善や予防が可能となります。
原因がわからないから神経が過敏に反応してしまい、不調が生まれます。
原因がなんとなく分かると、神経の興奮が抑えられ、不調は改善に向かうということです。
それでも原因がわからない方でも安心してください。
私たち治療家は症状改善に向けた原因追求のプロです。
大切なお身体を責任もって施術いたします。

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