肩こりが急増している理由
肩こりが急増している理由
こんにちは、糸島整体院こもれびの脇山です。
デジタル化が進み今ではパソコンやスマートフォン1つあれば仕事ができるような世の中になりました。また、コロナウイルスの影響もあり、テレワークを中心とした仕事が増えています。
それに伴って『座り疲れ』による全身の不調が引き起こされています。
WHO(世界保健機関)が発表した『長時間座ったまま動かない生活が肥満や糖尿病、高血圧、癌などの病気のもととなり、世界で年間200万人の死に繋がる』という報告で、長時間座ることが不健康に繋がることが分かっています。
そして実は日本人が世界で一番座りすぎていると言われています。
これはオーストラリアシドニー大学による調査で、世界20ヵ国を対象に平日に座っている時間を比べたところ日本が最も長い7時間という結果になったそうです。
平均値は5時間となり、日本人はそれよりも2時間も長く座っているということになります。
また、1日の座位時間が長いほど死亡率が高くなるデータもあり、1日4時間未満に対して1日11時間以上座っている人は死亡率が40%も高くなることが分かっています。
つまり『座りすぎ』は健康に対して様々なリスクを高めます。
あなたは1日にだいたいどのくらい座っていますか?
普段日常生活の中で座っている時間を少し意識して過ごしてみてください。
座りすぎと肩こりは非常に関係性が深いものです。
ストレートネックという言葉を聞いたことがあると思いますが、ストレートネックとはその名の通り首の骨(頸椎)がまっすぐになってしまっている状態のことです。
本来、頸椎は緩やかに湾曲して首の関節の負担を軽減させてくれます。
しかし、ストレートネックになることにより、頸椎に負担が生じ、関節を守るために首まわりの筋肉が緊張して、結果的に肩こりが起こります。
まずは、『座りすぎ』に注意して日頃から生活してみてください。